社内評価項目について

社内評価項目

 MIKでは、各フェーズに応じて、評価するポイントを変えています。
Phase1/Phase2では、「成長や意欲」をテーマに、Phase3/Phase4では「セルフマネジメント」から「教える力」の養成、、Phase5/Phase6では「チームマネージメントと自社貢献」をテーマに置いています。
 それぞれにおいて次の一手となる成長目標を評価項目としているため、自分の現状の把握や、次の目標設定がしやすいように構成されています。
 また、所属している派遣先企業や、職種、業務によって、行っている仕事が異なるため、下記項目をベースに、個別の評価項目を作成し、社員のアピールポイントをより引き出せるようにしています。

各フェーズの評価項目詳細

各フェーズごとに、評価項目としている内容を紹介します。

Phase1/Phase2

Phase1は、ほぼ未経験の方が対象です。
このフェーズでは、どれだけできるか、というよりも、「どれだけ周囲とコミュニケーションをとり、仕事を覚えようとしているか。」「自分で意欲を高めようとするところが見られるか。」を評価していきます。

Phase2では、経験年数が浅く、上司や先輩に指導を受けながら仕事をしている方が対象です。このフェーズでは、周囲とのコミュニケーションをもとに、独り立ちに向けてどれだけのモチベーションを持てているか、

周囲から学ぶ姿勢、業務から学ぶ姿勢はどうか、といった観点での確認になります。

Phase1では、技術力は問いませんが、これまで学んできたことは、社内で把握しておきたいと考えています。
学習経験の量で評価することはなく、学習経験は、あくまで、「把握」に留め、今後の意向などの確認に使用します。

現在求められている技術レベルをどの程度達成できているか、自己評価と、クライアント評価で確認していきます。

Phase2では、「作業指示をしてくれる方との円滑なコミュニケーションがとれること」が必須条件になりますので、Phase1の方は、作業指示者との円滑なコミュニケーションが取れるように努力しているところが見られる、というのが評価ポイントとなります。

Phase3の方は「チーム内のメンバーと円滑なコミュニケーションがとれること」を条件としていますので、Phase2の方は、チーム内メンバーとのコミュニケーションに注意を払っていただけると、評価が高くなっていきます。

Rank1の方、Rank2の方共通項目です。将来的になりたい姿やビジョンと、現在の業務との共通点を見出し、モチベーションに繋げられているかを確認します。

資格試験や、将来的に業務で使うために個人で目指している目標について、どのような計画をたて、どの程度達成できているか、「学習計画シート」を使用して確認します。
Rank2では、何らかの業務で使用する資格取得を必須としていますので、Rank1の方は、資格取得を目指していただく必要があります。

資格合格できれば、この項目の評価は満点とします。

社内副業制度や、社内開発推進制度、友人紹介など、MIKに対してなんらかの貢献をしていただいた方を評価するポイントです。

ご自身のアピールポイントを3つ回答いただき、このアピールポイントについて、自己評価と、クライアント評価双方の評価で、一人一人の個性に合わせた評価を行います。

Phase3/Phase4

Phase3、Phase4の中堅層の方は、「セルフマネージメント」と「後輩教育」がテーマになっていきます。
Phase3では、上司、先輩の細かい指導がなくても、独自で業務計画を立て、業務を実行し、遅れがあればリスケジュールやフォローを自分の判断で行うなど、「自分で自分の仕事ができること」が一つの目安です。
Phase4では、自分の仕事ができる、だけではなく、後輩エンジニアに対して、適切な指導やフォローができること、を評価ポイントに加えていきます。

現場で求められている技術を、どの程度達成できているかを、自己評価と、クライアント評価双方の観点から確認します。(Phase2と同じです。)

Phase3の方は、業務で必要な範囲で、チーム外部のメンバーとも積極的に連携をとり、業務を円滑に進めようとしているか、という観点で確認します。
Phase4の方は、指導を行う後輩エンジニアはもとより、エンドユーザーや、派遣先の方々にも視野を広げ、何が求められているかを把握し、ニーズに沿った対応ができているか、を確認していきます。

チーム内のミーティングといった小さなものから、ステークホルダーを複数名含む比較的大きな会議での対応力を確認します。
この項目でも、自己評価と、クライアント評価双方の観点から最終的な評価を行います。

派遣先でプレゼンテーションを行う機会がない方は、「社内開発推進制度」等の社内制度を使って、この評価を上げることもできます。

 

自分に割り当てられた業務に対して、納期までのスケジュール管理が適切にでき、達成できる能力について確認していきます。

また、先輩者として、後輩や、チームの新規参入者に、適切な指示やフォローができているかを確認します。

Phase1,Phase2の社内貢献度よりも若干評価レベルを厳しくしたものです。どれだけ社内活動に貢献したかを確認し、評価します。

Phase1,Phase2と同様、自身のアピールポイントを3つあげていただき、それに対しての自己評価と、クライアント評価双方の評価を確認した上で判定します。

この評価ポイントは、次の派遣先に提出する評価資料にも非常に重要な役割を果たします。

Phase5/Phase6

Phase5,Phase6の方はマネジメントが主な業務になります。
マネジメント業務やチームメンバーのフォローでどれだけ成果を出せているかを確認します。

また、MIKの主力メンバーとして、社内制度への貢献や、派遣先での勢力拡大に貢献するなどの通常は評価としてカウントされないような項目についても、貢献していただいた分だけ評価として反映していきます。

これまでどのような経験を積んできたか、を評価対象とします。また、新たな技術への興味関心や、自己研鑽を行っているか、も評価ポイントとします。

クライアントがMIKに対して求めていることを把握し、そのために対応ができているか、また、自ら提案することで、MIK全体の評価アップにつなげられているか、を評価ポイントとします。

チームをまとめる者として、チーム全体の技術レベルを上げるための創意工夫をしているか、技術指導者を適切に選ぶとともに、指導されるメンバーのフォローを行なっているか、を評価します。

チーム全体の特性を把握して、計画を構築できているか、その業務推進状況はどうか、チームをまとめることができているか、という観点で評価を行います。

Phase5/Phase6の方は、ベテランメンバーとして、社内開発推進制度などの教育活動や、他メンバーのフォローにも積極的に関わっていただきたいと考えています。

このため、各制度においての貢献度に対する評価を行なっていきます。
また、派遣先内部おいて、MIKのシェアを多く獲得した、など派遣先での功労者もこの項目の中で評価していきます。

Phase1からPhase4と同様、自己のアピールポイントを3つあげていただき、そのポイントについて、自己評価とクライアント評価を行います。

Phase5/Phase6の方には、どのようなチームを作り上げることができるか、チームとして他社よりも優れている点、など、チームをマネジメントする立場でのアピールポイントを考えていただき、アピールにつなげていただきたいと思います。

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